ずっと悩んでいたのですが……

ついに、

全国通訳案内士試験(韓国語)の受験を決意し、
先ほど申込みを済ませました。

全国通訳案内士試験_申込み画像


今年の試験日程は以下の通り。
◇筆記試験(予定):2020年  8月16 日(日)
◇筆記試験合格発表(予定):2020年 11 月 5日(木)
◇口述試験(予定):2020年 12月13日(日)
◇最終合格発表(予定):2021年 2 月 5日(金)

こちらで要項のダウンロード&電子申請(申し込み)が可能です。
※電子申請受付期間:6月1日(月) 10:00 〜 6月24日(水) 18:00
※TOPIK6級合格者は韓国語試験(一次)免除

よく勘違いされがち……というか私が勘違いしていたのですが、
全国通訳案内士は「通訳」それ自体がメインの仕事ではありません。

 <全国通訳案内士>
全国通訳案内士は、通訳案内士法において「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)を業とする。」とされています。
全国通訳案内士は国家試験に合格した方であって、高度な外国語能力や日本全国の歴史・地理・文化等の観光に関する高い知識を有するものであり、「全国通訳案内士」として都道府県の登録を受けた方々になります。
日本政府観光局HP
https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/about.html

要は、「外国人旅行客向けの観光ガイド」です。

しかも、
平成30年の通訳案内士法改正で
通訳案内士の業務独占規制が廃止され、
資格を持たなくても有償の通訳案内業務を
行えるようになっています。
(インバウンド施策の一環)
え、そもそも何でガイドするのにそんな資格が必要だったの?と思うかもしれませんが、
その昔、日本が今よりもっと貧しかったころ、
来日外国人をターゲットにした詐欺まがいのガイドが横行し、制度化された……とのことです。

ただまあ、そんなことは
別に大して大きな問題ではなく。

悩んでいたというのは、
別に私……観光ガイドやりたいわけじゃないしなぁ
というのと、
歴史、地理……無理。うぅ

という苦手意識があったため。

ところが去年(2019年)秋、

我らが香川県(2016年インバウンド旅行客伸び率全国No.1)が実施する
「香川せとうち地域通訳案内士」
の育成研修に韓国語が加わることとなり、
勢いでふらっと参加してみると、

まあ私ったら、
日本のことも地域のことも、
何も知らないのね
……
ということを痛感するしかなく、
(試験自体はラッキーにも合格)

そのまま
「日本の歴史や地理を学ぶため」という、
およそ通訳案内士受験とは関係ない目的で
地域通訳案内士研修のときの指導員だった
高田直志先生のZOOMレッスンを受けることになりました。
この方は、英中韓すべての「全国」通訳案内士資格の保持者で、
歴史・地理の知識もすごいけど、
韓国語の実力もすごい(でも一番得意なのは多分中国語)。
一言でいうと「変態」です(最上級に褒めてる)。


で、

どうせ勉強するなら
目標があった方が頑張れるよな~
(追い込まれて頑張るタイプ)
というくらいのノリでの今回の受験申込みです。
すみません。

なお、今は「日本のこころ」講座という、
平家物語や源氏物語などの
古典について理解を深め、
それらを外国語(私は韓国語)で説明するための
語彙や表現を学ぶ2時間のレッスンを月1回受けています。

もうね、
変態、ここに極まれり。

って感じでめっちゃくちゃ楽しい。

「狛犬」とか
「敵ながらあっぱれ」とか
「殺すに忍びない」とか、
皆であーだこーだ言いながら訳していくのです。
死ぬ。楽しい。死ぬ。

ただ問題は1次試験……

歴史も地理も壊滅的で、
正直なところ受かる気まったくしませんけど、

ま、とりあえずやってみます。